先日胃がん検診を受けてきました。
区から案内状が来たので、ものはためしということで受けてみたのですが、
結構ヘビーでした。

「検査の前日は夜9時以降は何も食べてはいけません。水もお茶も不可。」
と注意書きに書いてあったので、
飲まず食わずで、朝7時に起きて、めちゃくちゃ寒い中、原付で検査所まで行きました。

名前を呼ばれて案内されたところは、何か中庭みたいなところで、
そこにワゴン車みたいな検査車が止まっていて、その中で検査を行うということでした。

車の中はやたらと寒くて、さらにその狭い車内で、検査着に着替えるのですが、
それが「ちょっと高級な焼肉屋の紙エプロン」みたいな検査着で、
「寒い寒い」と言っていたら、カーテンで仕切られた隣から同じように
「寒い寒い」と言いながらおっさんが現れて、
おっさんの口の周りには牛乳を飲んだ後みたいに白い液体が付いていて、
僕はこれが噂の「バリウム」かと思いました。

名前を呼ばれて、僕もそのカーテンの向こう側に行くと、
「真矢みき」さんに似てなくもない女医さんがいて、
「じゃ、これを飲んでください」と言って、粉薬みたいなものと
白い液体の入った紙コップを手渡されました。

液体はブルガリアヨーグルトみたいにドロっとしていてですね、
真矢みきさんに似てなくもない女医さんはこれが「バリウム」だと説明してくれました。
粉薬は「気泡なんとか」とかいう名前で、どうやら胃を膨らませるものらしく、
飲んだ瞬間からゲップのような嗚咽のような吐き気がわいてきて、
それを抑えながら無味無臭の「バリウム」を飲まなきゃいけないんですよ。

またこの「バリウム」が多いんですよ。
スタバのグランテサイズくらいあるんです。
結構辛くて、「これ全部飲むんですか?」と
真矢みきさんに似てなくもない女医さんに尋ねると、
「そうそう。ぐぅーっといって。ぐぅーっと。」と笑顔で返され、
僕は「ホステスかよ。」と思いながらも、
ぐぅーっと頑張ったのですが、
やっぱり辛くて、「もういいんじゃないっすかね。」と言うと、
「全部全部。何にも考えないで。頭空っぽにして。」と言われ、
涙目になりながらも飲み干したのでした。

人間「何も考えず、頭を空っぽに」と言われると、
余計「嫌だ嫌だ」ってことばっかり考えちゃいますね。

何だかんだでX線写真を撮って、検査は終わったのですが、
そのあともずっと胃が気持ち悪く、寒さもそれに追い討ちをかけ、
検査前は「帰りは朝マックでもして帰ろうかしらん。」と思っていたのですが、
そんな気分も冬空の彼方へ吹っ飛び、
僕は「うぅー、うぅー」とうなりながら、
逃げるように家に帰ってきたのでした。

そして家についてからなんと検査場にカバンを忘れたことに気づきました。
僕にとって「バリウム」はそれほどショッキングドリンクだったのです。


いやー、とんだホワイトクリスマスですわー。


いやー、はい。

と、いうわけで、
みなさん、どうぞ、よいクリスマスをお過ごしください。



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