やれたかも委員会の第1巻が発売になりました。
紙書籍は双葉社から発売されています。
どうぞ宜しくお願い致します。

本を出すにあたり双葉社の担当編集者と「サブタイトルをどういう風にしますか?」という話になりました。
やれたかも委員会はnoteがまず初出の発表媒体で、その時は「やれたかも委員会2」「やれたかも委員会3」という風に、ただナンバリングしただけの殺風景なタイトルになっていました。

それをcakesで展開するときに担当の方が「宅飲みで2人きりになったあの夜」とか「屋上でむっちゃくちゃキスしたクラブナイト」など、より拡散しやすい、そしてキャッチーなタイトルをつけてくれていたのでした。

僕としては本としてまとまった時に、読者にネットで読んだ時とはまた違う印象を与えられるような、一貫性のあるサブタイトルにしたいなと考えていたので、その旨を双葉社の担当さんに伝えたところ、「いいですね!そうしましょう。じゃあ僕も考えます!」ということになって、お互い案を出し合うことになりました。

色々考えて僕の出した案がこちらです。

case001 干し芋と横たわるあの子
case002 ジャージのジッパー上まで閉めた
case003 焼きそら豆と内もものぬくもり
case004 プディング特集と絡まる指たち
case005 いつかのメリークリスマス
case006 平成22年のミラーボール
case007 「飲んでみ?」なんて君が言うから
case008 あの日、大きな木の下で
特別編 まるでクジラの胃袋のような長い廊下で

これを送ったところ、担当さんは
「いいですねー。でももっと各話もっと統一感があるタイトルがいいと思うんですよー。僕も考えてみますね」とおっしゃいましたので、僕としては
「ほほう。いいでしょう。さぞ面白い案が出てくるのでしょう。楽しみにしています。」
ということで、待っておりました。

そして数日後
担当さんから送られてきたサブタイトルがこちら

case001 干し芋と横たわる裸足の女神
case002 ママさんバレーをするあの人とBLOWIN'
case003 愛のままにわがままに僕は焼きそら豆に手をつけない
case004 LADYにNAVIGATIONされた夏祭り
case005 経理の子といつかのメリークリスマス
case006 アパホテルを目指しさまよった蒼い弾丸
case007 愛しい人よ鍋も食べずにGood Night...
case008 あの大きな木の下までDon't Leave Me
特別編 長い廊下で感じたミエナイチカラ



これは。。。

えっ。。。

なんで。。。




なんでB'z縛り?


B'z感強すぎじゃね?


もうこれやれたかも委員会じゃなくてB'zやん。


B'zの本やん。



愛のままにわがままに僕は焼きそら豆に手をつけない



いや上手いけど!


「君だけを傷つけない」と「焼きそら豆に手をつけない」絶妙な語呂の良さで上手いけど!!



上手いけど、B'z感前に出過ぎじゃね?



目次から稲葉と松本の顔ちらつきすぎじゃね?



その後度重なる協議の上、私の方のサブタイトルを採用することになりました。
B'zの方がひょっとしてよかったのか?いや、でもそうなるともうB'zの本だし。。。
今日のような蒸し暑い夜はそのように考えないこともありません。



というわけで、そのように作られたやれたかも委員会第1巻発売中です。



やれたかもカバー帯つき

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バナー作ってみました。
バナー作るの結構楽しいんで、度々増やしていこうかと思います。

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(夏目漱石先生の小説「坑夫」を勝手に漫画化したものです。現在2話まで。)

たけしにバナー
(2015年に描いた漫画。肖像権の問題があるのでオフィス北野さんにご連絡したら「問題ありません。」とご許諾いただきました。懐が深い。たけしになりたい。)

やれたかもバナー
(僕の読切の中では比較的ウケたやつです。)

縄文バナー
(個人的に気に入っている作品です。)




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先日マンガイズムというマンガサイトを運営している株式会社オレモロの方からブログ経由で「あなたのマンガをウチのサイトで掲載させて頂けませんか?」というご連絡をいただきました。
かなり色んな方にメールを送っておられるようで、Twitterで「マンガイズム」と検索すると「怪しい」「詐欺なのか」「どこでメルアドを調べたんだ、怖い」などの否定的な意見が多いのですが、本当に怪しいのかどうか「聞けばわかるさ」ということでお会いしてきました。
果たして怪しいという噂は本当なのか。


ちょっと長いので続きはこちらから


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連載が始まったら、週に一回掲載されたエピソードについての裏話や創作秘話を映画のDVDのオーディオコメンタリーみたいな感じにブログに綴って、原作者風をふーふー吹かしてしてやろうと思っていたのですが、気付けばもうシェアバディ4話目がスピリッツに載っている。シェアバディ1話目試し読み

早い。早すぎる。
毎週がジェットコースターのようだ。
毎日が遊園地状態。
全部のアトラクションをきちんと制覇出来ればいいんだけども。

原作のみの担当ではあるものの、人生初スピリッツ週刊連載が始まって22日。
最も戸惑っているのはなんといっても「アンケート」というやつである。

前作「フィンランド・サガ(性)」をモーニングツーで連載していた時は、まったくアンケートについて何も言われなかった。毎号自分が何位かも知らないし、何も気にすることなく、基本的には自由に好き勝手描いていたという記憶がある。
それは担当編集者の方がアンケート順位を気にしない方だったのか、気を利かせて言わないでいてくれたのか、モーニングツーという雑誌がそういう方針だったのか(そうだった気がする)、そもそも発行部数の少ない月刊誌なので、集計を気にしても仕方ないってことだったのか、まあそのどれかだったと思う。

しかしスピリッツで始まってまだ早々だというのにも関わらず、担当編集者の方がヤギさん郵便のごとく毎週ご丁寧に届けてくださる、このアンケートというもののやっかいさに驚いている。

僕は元々AKB総選挙だとかテレビの視聴率争いだとか、音楽のヒットチャートだとか、そういった競争の面白さみたいなものにあんまり興味が持てないタイプの人間である。
競馬や競輪もやらないし、皆さんがなぜそういうものに熱中するのかというのも今ひとつよくわからないという感じ。
人生、競争なんてちっぽけなものに左右されてどうする?
AKB、全員かわいいじゃないか。
空を見てごらんよ。
境界線なんてないぜ。
豊かに生きろよ。

おおまかにいうと僕は35年そのように考えて生きてきたのであります。

ですから、雑誌のアンケートなんて、気にしてもしょうがないし、大体前時代的だし、気にならないんだろうと思っていた。
漫画って色々あっていいじゃないか。
そもそもアンケート結果が良いからといって単行本が売れるわけではない、という分析結果も出てきている昨今の漫画業界、僕にはアンケートを無視して、完全にアーティスティックな創作活動に専念することが可能であると思っていた。


ところが、、、、


もー、ちょ〜気になる。


のである。


もー


ちょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


気になる。



のである。


もーね、、、

あのね、、、

もーねー、、、

ちょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



気になる。



のであります。



全然何位でもよくないのである。

むちゃくちゃ勝ちたくて仕方ないのである。

何が○○位(社外秘)だよ!ふざけんなよ!なのである。

順位を上げるためなら2万ぐらいまでなら出しそうなのである。

ローン組めるなら20万ぐらい引っ張ってくる勢いなのである。

つまりはさっしーすげーなのである。




見ちゃったら無視出来ないこの「競争自体の面白さ」とそこにハマると周りがみえなくなりそうな怖さとその2つのバランスの取り方についてもう毎日ぐるぐる考えすぎて、脳みそが富士急ハイランド状態であります。



アンケートのない惑星に行きたい。
とか、いってもロケット持ってないし無理なので、自分で決めて自分で行動していくしかないですね。
気付いたらポケットの中、ぼろぼろフォーチュンクッキーのカスだらけ。みたいなことだけにはならないように気をつけたいところ。



おわり。











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頼まれもしないのに新作ネームを描きました。
タイトルは「夕暮れのイタリアンパスタ(仮)」です。

「高校時代、イタリアへ行ってサッカー選手になると夢を語っていた友人と15年ぶりに再会したら、そいつはコンビニでパスタを温めていた。」という冒頭から始まる、30代青春サッカー物語です。
50Pぐらいで収まるかと思ってたのですが、72Pになってしまった。

なんでこんなものを描いてしまったかというと、私が今まで描いてきた読切「かっこいい縄文時代」とか「やれたかも委員会」などは1つのアイデアを小手先でこねくり回し、話の核心にはいつまでも到達させないで、言い方とかセリフ回しでごまかす、あるいはうやむやにして逃げ回っているのではないか、という思いがずっとあって、まあそれはそれで面白かったらいいだろう。と思っていたのですが、ここらでいっちょ今年は週刊連載も決まったし、本気で逃げずに意思表明するような読切をオレは描くべきなのではないか!という気持ちになったからであります。

ざっくり言うと描きたかったからであります。
読切を描くと自然と30P以内に収まってしまう私なのですが、今回はいつもの倍以上の72Pになったということでそれも初めての体験でありました。

もちろんどこか発表させてくれる媒体が決まっているわけでもなく、そもそも原稿を描く時間もなく、今の所どうなるのかはわからないのですが、こういうのを引き出しにおいておくと、なんかふとした時に(あるいは打ち切られた時に)提案できるのでいいのかもしれない。
ただ、今読み返しても、イマイチ面白いのか面白くないのか、わからないのが問題であります。


このマンガに9日もかかってしまった。
いよいよシェアバディの続きを描こうかと思います。




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